社長メッセージ

人への思い 鐵への思い

自見修真

代表取締役社長
自見修真

 明治日本の産業革命遺産群にも象徴される我が国の鉄鋼業界には、安全と信用を重んじる古き良き伝統が息づいております。同時に、国内マーケットが飽和・縮小トレンドに突入した近年においては、新旧国内外のプレイヤーがひしめく、最も競争激しき経済領域でもあります。

 そのような中で、自見産業株式会社は昭和10年(1935年)に創業し、鐵一筋、激動の社史を刻みながら平成27年に80周年を迎えることができました。

 当社は経営理念の中で、「人への思い」と「鐵への思い」を大切に、その無限の可能性を信じること、を謳っております。「鐵」は古来より最も実用的な基礎資材であり続け、その事業を支える主役は生身の「人」です。時代や環境は移ろいますが、普遍的に大切なものを見据えながら、すべてのステークホルダーから日々新たな信頼を頂戴することを心がけております。

 鉄鋼事業の中でも、当社は厚板加工・販売(厚板シヤリング業)を中核事業としております。建築・土木・エネルギー・産建機・造船等様々な分野に当社製品が使用され、社会・産業インフラの一翼を担っております。鋼種やサイズ、加工範囲の拡大、迅速なデリバリーや厳格な品質管理など、お客様からのご要望は多様化・深化して参りました。若松(北九州市若松区)、大牟田(福岡県大牟田市)および溶接専門子会社の株式会社エイワ(北九州市八幡西区)の直営3拠点を中心に、パートナー企業群が一体となって、お客様ニーズを実現・先取りし続ける、誠実でコンビニエントな企業グループでありたいと念じております。

 今後とも皆様には一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。